ゆうなぎメモ

2人の娘と夫と4人暮らし。過去の自分に教えたいをモットーに雑記ブログ執筆中。

出産後の知っておきたい11つの手続きまとめ

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世のママは出産という大仕事を終えて今から我が子のお世話を頑張ろう!と意気込んだものの色々な手続きが待っています。私も第二子を考えているのでおさらいするつもりでまとめていきます。

 

出生届

場所は役所に提出し、期日は出生後14日以内になります。持っていく物は出生届、母子手帳、届出人の印鑑です。手数料などは一切かかりません。次に、里帰り出産された方はどこの役所で出すのか迷いますよね。場所は本籍地、現在の住所、出産した所の役所のどこでもOKです。ですが私は現在の住所で出すことをオススメします。なぜなら児童手当は住んでいる役所でしか手続きできないので出生届を現住所以外で出すと二度手間になってしまうからです。

健康保険証

場所は社会保険だと勤務先になり国民健康保険は役所になります。期日は出産後なるべく早くすることをオススメします。子供の保険証は1ヶ月検診の時に早速使いますし後から説明する乳幼児医療費助成の申請時も必要になります。

児童手当

場所は役所で申請になり、期日は15日以内となります。児童手当は出生届を出す時に一緒にやっておくとスムーズです。あと児童手当は申請した翌月分からの支給になりますので15日以内とはいえなるべく次の月にならない様に申請したいですね。となると月末出産の方は困りますよね、私も月末出産だったので焦りましたがキチンと対策してくれていたようで月末出産で申請日が翌月になっても出産日の翌日から15日以内であれば申請月分から支給してくれます。申請が遅れてしまうと遅れた月分は貰えないそうなのでお気をつけください。

乳幼児医療費助成

場所は役所で申請しますが子供の保険証が出来てからになります。これは乳幼児専用保険証みたいなイメージです。

出産育児一時金

場所はどういう支払い方式になるかによって申請場所が変わってきます。直接支払制度は産院、産後申請方式・受取代理制度は社保の場合→健康保険組合国保の場合→役所となりますので事前に確認をしておいた方がよいです。出産育児一時金は一律42万円の補助になりもちろん出産費用がこれを越してしまうと自己負担になります。

 

ここまでは出産を終えた方全員が申請するものでここからは会社員のママさんがプラスで申請するものです。

 

出産手当金

場所は勤務先に申請します。出産の為に仕事を休んだ出産前42日から出産後56日までが対象です。もし申請を忘れていても産休の翌日から2年以内であれば申請可能です。勤務先によく確認するのをオススメします。

育児休業給付金

場所は勤務先を通してハローワーク。これは子供が1歳になる前日までは給付され、理由があれば2歳まで給付延長が受けられます。期日は育休開始日から4ヶ月後の月末までですが、申請は2ヶ月ごとにしなければいけませんので1度終わったと思って油断してはいけません。この申請はお父さん、お母さんどちらでも、両方でも申請出来るものなのですが父、母で申請期日が違うのも注意のポイントです。母の期日の計算は出産手当と重複しないように産後56日以降からの4ヶ月後の月末になります。

 

ここからは当てはまる人とそうでない人が出てきます。

医療費控除

場所は税務署になり確定申告で申請します。医療費自己負担が年間10万円を超える人が対象者となり上限は200万円です。健康増進の為のビタミン剤などは医療費に含まれませんが治療などによる交通費などは含まれる場合があります。なんともありがたいですね。

高額療養費制度

場所は社保なら社会保険協会・国保なら役所になります。対象者はひと月にかかった医療費自己負担が高額な方、期日は2年間の間。申請すると後から払い戻してもらえます。ここで対象者の自己負担が高額な方というのはラインがあり一般の平均的な会社員(年収約370万~770万)の方の限度額は約8万円となりこれを超えると申請が可能になるのですが、正常分娩の出産費用や個室などの差額ベッド代などはこれに含まれず帝王切開や吸引分娩、切迫早産などはこれに含まれます。

未熟児養育医療給付金

場所は役所、保険センターなどになり、対象者は未熟児(出生体重2000g以下あるいは生活力、身体の発育が未熟なまま生まれた赤ちゃん)で医師が入院を認め指定医療機関に入院している場合。期日はそれぞれの自治体で変わりますのでご確認ください。申請をし承認されると医療券が発行され病院にそれを提示すると給付が受けられます。

失業保険受給期間の延長

場所はハローワークに申請し、対象者は失業保険の被保険者期間が12ヶ月あり妊娠・出産により退職したがまた就職する意思や能力のある人です。申請すると4年間は失業給付を受けられる資格が持てます。退職してもまた働く意思のある方は是非申請することをおすすめします。

と、出産後の手続きを自分なりにまとめてみました。思ったよりも長くなってしまいましたがお付き合いいただきありがとうございます。出産するママさん達に少しでも役に立てたら幸いです。私もこれから妊活を頑張ってもし妊娠したあかつきにはこれを見返そうと思います。頑張るぞー!